『カーネーション』の花言葉

妻曰く「生まれて初めてハマった」らしいNHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』が今週最終回を迎える。でも、毎朝出勤の準備をしている時に妻が流し観(妻は昼の再放送をメインで観ているらしい)しているのをときどきチラッと観るくらいの私にとって、それはあまり大きな関心事ではない。

このNHK朝の連続テレビ小説、通称朝ドラは、衆知のことかと思うが週ごとにサブタイトルがついていて、月曜日から土曜日までの6回でワンセットとなる。先週の『カーネーション』のサブタイトルは「奇跡」だった。そして最終週である今週は「あなたの愛は生きています」。てっきり最後はカーネーション、もしくはカーネーション的な何かを持って来るのではないか?と関心がないとは言いながらも思っていたので、気になってWikipediaを見てみたらなるほど、「あなたの愛は生きています」はカーネーションの花言葉らしい。そしてどうやらサブタイトルはすべて花言葉で、ちなみに先週の「奇跡」はレインボーローズの花言葉だった。

赤と白

カーネーションといえば母の日に贈る花で、多くの人は赤色のカーネーションを思い浮かべると思うが、調べていくとどうやら「あなたの愛は生きています」というのは白いカーネーションの花言葉なのだ。そして白いカーネーションは一般的に母が故人の場合に贈るらしい。

いったいこの物語のなかで花がどれだけの意味を持っているのか、ほとんど何も知らない私に語ることはできない。ただ思うに、きっとこの物語自体が「母」へ贈る花束なんだろう。最後に白いカーネーションが加えられ、半年かけて紡がれてきた花束が完成する。赤いカーネーションが命の力強さを想起させるなら、白いカーネーションは静謐な命の佇まいを感じさせる。それはまるで人間のようだ。私たちも最初は赤くて、最期は白い。