はじめてのクロスバイク選び&GIOS AMPIO TIAGRA購入

日頃の運動不足の解消とダイエットを兼ねて、かねてからの念願だったクロスバイクを購入した。買ったのはGIOS AMPIO TIAGRAで、はじめの一台としては申し分ない選択だと思っている。

以下、私がAMPIO TIAGRAに決めるまでの経緯のまとめとなる。私と同じようにこれから自転車をはじめようとしていて、何を買おうか迷っている人の何かしらの参考になれば幸いだ。

まず条件を決める

ひとえにクロスバイクといっても、エントリークラスのものからフラットバーロードまで様々だ。そこでまず、自分として外せない条件を決めることにした。

私は今回、次の三つを条件とした。

  • コンポはシマノTiagraであること
  • 予算はだいたい8万円台を目安に
  • 身長が高いので大きいサイズがあるもの

実はこの三つの条件だけで選択肢はかなり絞れてくる。

Tiagraコンポを選ぶ理由

今回のクロスバイク選びは、特にシマノのTiagraコンポであることを軸にして考えた。今のところカスタマイズする計画はないが、これから先もないとは言い切れない。それならはじめから、拡張性の高い10速の新型Tiagraにしておくに越したことはないだろう。

また、エントリークラスのクロスバイクを買った人は、早々に飽きがきてすぐにロードバイクへ乗り換えるとよく言われる。であれば、最初からある程度満足度が高いであろう中級クラスのものを選んだ方が、長い目で考えたらお得なような気がした。

Tiagraコンポのクロスバイクは、定価でだいたい10万円前後、実売価格にして8万円台あたりが価格ラインになる。なのでそれくらい予算が許すのであれば、積極的にTiagraコンポを狙っていくことをおすすめする。その方が長く乗れてコストパフォーマンスの高いクロスバイクが手に入るだろう。

高身長の人のクロスバイク選び

私は身長が184cmあるのだが、私のように身長が180cm以上ある比較的高身長の人はサイズ展開で泣かされることが多い。とはいえ、身長の大きい小さいはどうにもならない話なので、ここはおとなしく大きいサイズのあるモデルのなかから選ぶのが望ましい。

結局のところ、自転車は道具だと私は思っている。しかも自分の命を預ける道具だ。ファッションならサイズ違いも許されるのだろうが、自転車はファッションではない。なので自分に合ったサイズのものを乗るのが鉄則だ。

というわけで、先の条件を基準に選んだ候補は以下の通りとなる。

GIANT ESCAPE RX1

  • Tiagraコンポ
  • サイズが555まである
気になったところ
  • フレームが下位グレードと同じもの

せっかくの上位グレードだというのに、下位グレードのRX3と同フレームというのはちょっと解せない。GIANTといえばコストパフォーマンスの高さが売りなはずなのに…。というわけで却下した。

Bianchi ROMA

  • Tiagraコンポ
  • サイズが540まである
  • 油圧式ディスクブレーキ
気になったところ
  • トップチューブのROMAがイケてない
  • 本当に油圧式ディスクブレーキは必要?

油圧式ディスクブレーキには惹かれるものがあるが、冷静になると必要性がちょっとわからない。雨の日とかにはいいのだろうけど、基本的には雨の日には乗らないと思っているので、そこまで恩恵を得ることはないんじゃないかなと。

あと、トップチューブの「ROMA」がデザイン的にどうしても気になった。内容も大事だが、ぱっと見の印象も大事ということでこれも却下。

写真だとそんなに気にならなかったのに、実物をみると印象が変わるというのはよくある話だ。なので、実車が見られるようであれば、可能な限り見に行くことを私もおすすめしたい。

Raleigh RF7

  • Tiagraコンポ+フルシマノ
  • 街乗りにも馴染む大人なデザイン
気になったところ
  • サイズが500までしかない

かなり有力候補だったのだけど、肝心のサイズがなさそうなので断念。ただ、いろいろ調べてみたが、10万円以下の中級クロスバイク(フラットバーロード)のなかでもRF7の内容は随一だろう。

とにかくコストパフォーマンスの高い納得の一台を選ぶというなら、RF7という選択肢は大いにアリだと思う。

Cannondale CAAD8 FLAT BAR 7

  • 個人的にCannondaleが好き
  • ロード化を見据えたジオメトリー
  • ホリゾンタルフレームが好き
  • バーエンドがはじめからついている
  • とにかくかっこいい
気になったところ
  • SORAコンポ
  • ここまできたらロードを買うべき?

これはSORAコンポの時点で規定の条件外なので、本来なら候補から外すべきなのだろうが、この際SORAコンポでもいいかな…と揺らぐくらい実物がかっこよかった。これでTiagraコンポ&お値段控えめだったらこれにしていたと思う。

ちなみにTiagraコンポのフラットバーモデルもあるにはあるのだが、そっちは10万円越えなのでさすがに予算オーバーすぎる。それにそこまでいくとなると、もうちょっと出してロードバイクを買った方がいいような気もする。

なのでここは一旦頭を冷やしてCAAD8 FLAT BAR 7も却下。そんなこんなでいろいろ検討した上で最終的に選んだのがGIOSのAMPIO TIAGRAとなる。

GIOS AMPIO TIAGRA

  • その名の通りTiagraコンポ
  • ホリゾンタルフレームが好き
  • クロモリならではの細身のフレーム
  • 鮮やかなジオスブルー
  • サイズも540まである
気になったところ
  • クロモリの加速性

あまりにも条件とピッタリ合っていたので、実はかなり早い段階から候補に挙がっていたのがこのAMPIO TIAGRAだった。だが、条件にピッタリすぎて逆に面白みに欠けるという印象もあった。

でも調べれば調べるほど、他と比べれば比べるほど、AMPIO TIAGRAの隙のなさに気づかされた。そして最終的には実物を見た時の「ああ、やっぱコレだわ」感が背中を押してくれた。

細身でしなやかなクロモリのホリゾンタルフレームは、芯のある道具としての美しさがある。そして鮮やかなジオスブルーが、見た者の所有欲を無性にかきたてる。内容もさることながら、その見た目の美しさに実車を見て驚かされた。

最初の一台目はとにかく見た目で選んでいいとよくいわれるが、それはつまるところ、いくら内容がよくても、見た目的にピンときていないものを買うと楽しくないということなんだろう。

そうなると結局乗らなくなるし、せっかくのクロスバイクはどこかで埃をかぶることになる。それじゃ元も子もない。だから、私にとってのAMPIO TIAGRAがそうだったように、自転車に一目惚れしなくちゃいけない。そしてその直感を信じるべきだ。

唯一気になったクロモリフレームの加速性については、よくよく考えたら私には比べるアルミバイクがないので、気にしないことにした。そんなことより、せっかくのクロモリなんだから、柔らかいといわれるその乗り心地を素直に楽しもうと思う。

そんなわけで、AMPIO TIAGRAに購入候補を絞った。次に考えるのはどこで買うべきかということなのだが、この「どこで買うべきか」は、「何を買うべきか」と同じくらい、はじめてのクロスバイク選びでは重要なことだと思う。

「店」で買わずに「人」で買う

これも結論から書くと、私は家から近いところにある、いわゆる町の自転車屋さんで買った。自転車の購入先としては、ネットショップ、大手チェーンのサイクルショップなど選択肢はいくつかあるが、私の場合、今回は町の自転車屋さんで買うのがベストだと思ったのでそうした。

昔から高い買い物は「店」で買わずに「人」で買うように心がけている。なので今回もどこで買うかというより、誰から買うかということを重視した。

今回お世話になった町の自転車屋さんは、店主のおじさんがとても親身になって相談にのってくれて、すごく嬉しかった。この人から買いたいと思えたし、この人ならこれからもいろいろと相談にのってくれそうだと思った。

自転車は買っておしまいというタイプの買い物ではなく、その後いろいろと手のかかるものだ。なので何かわからないことがあったり、自分では直せないトラブルがあった際、すぐに持ち込んで相談できる人をつくっておくことが、初心者にとってはかなり大事なことのように思う。

そういう意味でも「店」で買わずに「人」で買うという方法で、自転車を選ぶのと一緒に良きアドバイザー探しをするべきだ。そして自転車と一緒にその人との関係を買う。その関係はこれからの自転車ライフにとって大きな価値になるはずだ。

ネットで買うなら「完全組立済み」

自転車をネットで買う理由は、きっと品揃えの豊富さ、安さ、あとお手軽さだろう。ただ前述の通り、これから自転車をはじめようと考えている初心者は、アドバイザーづくりのために対面販売で買う方がいい。値段の安さやお手軽さだけではおつりがくるくらい、対面販売で買うことには価値がある。

とはいえ、近くにスポーツバイクを取り扱うショップがなく、ネットで買わざるを得ない人もいるだろう。その場合、「完全組立 自転車」で検索して、完全組立済みの状態で自転車を配送してくれるネットショップで買うことをおすすめする。

自転車はメーカーから出荷された時点で、まだ7割組みの状態でしかない。ワイヤーなどが緩んだままなので、通常はそれをプロの整備士が調整して、完璧な状態で納車というかたちになる。

対面販売ならばこれは当たり前の話なのだが、ネットには完全組立を店の売りにしているショップもあるくらいだから、決して当たり前とはいえないのだろう。7割組みのものを完全組立させるのは明らかにきびしい。

以上をまとめると、はじめての自転車購入は、可能な限り対面販売が鉄則。そしてこれから自分の良きアドバイザーになって欲しいと思える人から買うこと。それがどうしても無理なら「完全組立済み」を保証してくれる信頼できそうなショップを探して、そこで買うこと。

はじめに書いたとおり、「どこで買うか」は「何を買うか」と同じくらい、もしくはそれ以上に大事なことなので、よく考えてから購入先を選んで欲しい。

はじめての一台だからこそ納得の一台を

四月の頭から、仕事をしている時と寝ている時以外はほぼ自転車のことばかりを考えて約一ヶ月、自分でいうのもなんだが、ベストは尽くしたと思っている。

きっと何を買おうかと考えてた時間と、買った自転車への愛情は比例すると思うので、どうか時間の許す限りあれこれ悩んで、迷って、見て、触って、納得の一台を選んで欲しい。

本当は乗った時の感想も入れたかったのだけど、いろいろ忙しくて納車の日以来乗れていないので、それはまたしばらく乗ってみてから機会があれば書いてみたい。

というわけで、今回は購入にいたるまでの経緯だけでまとめてみた。私も買うまでにいろいろな自転車ブログを読んでレビューを読み漁ったので、もし私のような人がこのブログに行きついてくれた時のために、ちょっと気合を入れて書いてみた。なので、よかったら何らかの参考にしてもらえると嬉しい。