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don’t stop believin’ – 「信じることをやめるな」と春
昨日、なんとなくhuluで『glee』を観はじめた。シーズン1の第1話。評判のわりにいまいちパッとしないなあ〜なんて思ってたら、最後の歌でバッチリ泣かされた。もうこういう風にみんなで歌ったり演奏したりするやつに、私の涙腺は滅法弱いのだ。少し前にさそうあきらの『マエストロ』を読んだ時もやっぱり泣いた。あれはあれで一記事書きたくなるくらいの感動だったので、未読の方には是非手にとってもらいたい。すごくいいから。
話を戻すと、そうそう、それはラジオか何かで何度も耳にしたことのある曲だった。でも耳にしたことがあるというだけで、ちゃんと「聴く」のはその時が初めてだった。なるほど、こういうことを歌っていたのかとその時に初めて知った。曲の名前を知りたくなって調べようとしたが、もう時間も遅かったし、またヘンに調べて本筋のネタバレを踏むのも嫌だったのでそのまま寝た。
そして今朝、ラジオからその曲が流れてきた時、ラジオと心が通じ合ったというか、何かつながるものを感じた。昨日の今日だったのでブワッと映像まで浮かんできて、昨日の今日なのにまたちょっと泣けてきそうだった。
曲の名前は「don’t stop believin’」。信じることをやめるな。めちゃくちゃド直球だが、こうも面と向かって言われるとハッとする思いがする、そんな言葉だ。そしてそれが音楽にのると、こうも響くのかと。胸を打つのかと。音楽ってすごい。
そのラジオは今日が最終回だった。3月31日は改編のタイミングなので今日で終わる番組も多い。こうやって何かが終わり、また何が始まるこの時季は感傷的な気分になりがちなのだが、今年は「don’t stop believin’」のおかげでいつもより何か前向きな気持ちでもって過ごせそうな気がしている。