『弱虫ペダル』の御堂筋翔くんは何と闘っていたのか
いきなりだが『弱虫ペダル』というマンガの真の主人公は小野田坂道ではなく御堂筋翔くんだと勝手に思っている。なので25巻で御堂筋くんの闘いを見届けた今、私のなかの『弱虫ペダル』は終わった。 個人的には今泉よりも坂道との勝負を…
THE PRACTICE OF TRANSCEND ONESELF
いきなりだが『弱虫ペダル』というマンガの真の主人公は小野田坂道ではなく御堂筋翔くんだと勝手に思っている。なので25巻で御堂筋くんの闘いを見届けた今、私のなかの『弱虫ペダル』は終わった。 個人的には今泉よりも坂道との勝負を…
森博嗣のGシリーズ最新刊『ジグβは神ですか』の感想を一言でいうと、せつない。Gシリーズの読後感ってこんなにせつなかったっけ?思い出そうとしても、前作『目薬αで消毒します』を読んだのは4年以上前のこと。覚えていることの方が…
『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征がジャンプに帰ってきた。新作のタイトルは『暗殺教室』。このタイトルとコミックスの装幀の時点で何かやらかす気マンマンといった感じがビンビン伝わる。これはファンとしては期待せずにいられない。と…
※前作『バチバチ』のレビューはこちら 個人的に少年誌でいま一番楽しみにしてるマンガ『バチバチ』の第二幕となる『バチバチ BURST』の第1巻が発売された。舞台は吽形の廃業から半年後。空流部屋にふたりの新弟子がやってくると…
ちょっと前の話かもしれないが、映画化のおかげで『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が久しぶりに日の目を浴びている。『るろうに剣心』はいわずもがなジャンプ黄金期を支えた名作のひとつで、ジャンプSQでは「るろうに剣心 -キネ…
本が売れないと言われて久しいこの時代に、メディアミックスもなしにクチコミだけで売れ続けている珍しい本がある。百田尚樹のデビュー作『永遠の0』だ。一体どんな本なのか、ちょっと気になって手に取る。裏表紙の内容紹介を読むと、ど…
映画『ヒミズ』は公開当時、大絶賛する業界関係者と猛烈な批判をあびせる原作ファンとで評価が真っ二つに分かれたいわゆる問題作だった。私は監督の園子温と自分の感性が決定的にあわないことを『冷たい熱帯魚』で確認済みだったので、わ…
ずいぶん前に買ったまま積んでいたのだけど、やりはじめたら止まらずに数日間で一気にクリアしてしまった。評判通りのおもしろさだった。チュンソフトのサウンドノベルは『弟切草』『かまいたちの夜』まではすごく楽しめた記憶があるが、…
上映が始まってから二週間。熱心なバットマンファンやノーランファンの方々であれば、もうそろそろ一通り劇場に足を運んだ頃ではないだろうか。レビューも少しずつ出揃いはじめたので、私もせっかくだからちょっと感想を書いてみたい。 …
これはモーサムの最高傑作…かもしれない。まだ二週間ちょっとしか聴き込んでないので評価を決めるにはまだ早いかもしれないが、たぶんこのアルバム、モーサム史上最も楽しい。「今や何でもあり状態となったモーサムのフリーダムな空気感…