救われない男・金木研が失くした死に場所 – 石田スイ『東京喰種』感想
年明けぐらいに一気読みしたので、それからずいぶんと時間があいてしまった。それでもいつかちゃんと感想を書きたいと思うくらいハマったので、そろそろちょっとまとめてみる。とはいえ、まだまだ連載中の作品なので、とりあえず2ndシ…
THE PRACTICE OF TRANSCEND ONESELF
年明けぐらいに一気読みしたので、それからずいぶんと時間があいてしまった。それでもいつかちゃんと感想を書きたいと思うくらいハマったので、そろそろちょっとまとめてみる。とはいえ、まだまだ連載中の作品なので、とりあえず2ndシ…
藤田和日郎、ここに完全燃焼。もうこれ以上絞ったって削ったってなんにも出てこないだろうってくらい、絵もセリフもすべて燃え尽きている。蝋燭の火は燃え尽きる直前が一番強く燃え上がるというが、これはまさにそんな最終巻だった。 過…
もうね、心から思った。インターハイが終わった時点で単行本を買うのやめないで本当によかったって。この31巻、下手したらインターハイのゴールシーンより感動したよ。いやマジで。手嶋VS葦木場のところもよかったけど、まさかここに…
新刊が出るのをいつも心待ちにしていた、たぶん自分がいま追いかけているマンガで一番読むのを楽しみにしていた新井英樹の『キーチVS』の最終11巻が発売された。その前日譚ともいえる主人公・染谷輝一の幼少期を描いた『キーチ!!』…
以前「御堂筋くんがリタイアしたから、私のなかでこのマンガはもう終わった」なんて書いてみたものの、一応最後までは見届けるつもりで読んでいた『弱虫ペダル』が第27巻でついにインターハイ編に終止符を打った。でもどうやらまだ続く…
いきなりだが『弱虫ペダル』というマンガの真の主人公は小野田坂道ではなく御堂筋翔くんだと勝手に思っている。なので25巻で御堂筋くんの闘いを見届けた今、私のなかの『弱虫ペダル』は終わった。 個人的には今泉よりも坂道との勝負を…
『魔人探偵脳噛ネウロ』の松井優征がジャンプに帰ってきた。新作のタイトルは『暗殺教室』。このタイトルとコミックスの装幀の時点で何かやらかす気マンマンといった感じがビンビン伝わる。これはファンとしては期待せずにいられない。と…
※前作『バチバチ』のレビューはこちら 個人的に少年誌でいま一番楽しみにしてるマンガ『バチバチ』の第二幕となる『バチバチ BURST』の第1巻が発売された。舞台は吽形の廃業から半年後。空流部屋にふたりの新弟子がやってくると…
ちょっと前の話かもしれないが、映画化のおかげで『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が久しぶりに日の目を浴びている。『るろうに剣心』はいわずもがなジャンプ黄金期を支えた名作のひとつで、ジャンプSQでは「るろうに剣心 -キネ…
『バチバチ』というマンガが熱い。週刊少年チャンピオン連載の相撲マンガで、主人公が兄弟子や仲間たちと切磋琢磨しあいながら、土俵の上で互いの生き様をタイトル通りバチバチと激しくぶつけ合うという非常に男臭いストーリーなのだが、…